青年海外協力隊20-1ウガンダ薬剤師からのちょこっとウガンダ便り。


by yuki_nov14
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2009→2010

2010年明けましておめでとうございます。

ウガンダでの2回目のクリスマス、お正月をむかえました。

今だから言える、実は去年のクリスマスは体調を崩していてクリスマスどころではなく療養してました。
今年のクリスマスも、任地Kapchorwaで過ごしたのですが、とても楽しいものでした。

24日夜 Kapchorwaで宣教活動をしている韓国人のMr.Choiのお宅に招待され、韓国料理をごちそうになった後、みんなで賛美歌を歌って過ごしました。
このMr.Choiそして奥様のMrs.Kim、お隣の国出身ということでとってもよくしてくれるやさしい方です。
最近は月に2回は韓国料理をごちそうになっていて、本当に心の癒しになっています。
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25日 近所の子供たちと一緒にクリスマス記念撮影に。
ウガンダではクリスマスは一年の行事の中で(クリスチャンにとって)一番大切のようで、
みんな新しいおしゃれな洋服を買ってもらっていて一張羅ではしゃいで。
あたしもそのはしゃぎぶりにのかって、Japanese traditional clothで写真撮影に。
とってもいい思い出となりました。

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26日~1日 日本で勤務していた会社の一番の友達がわざわざウガンダまで来てくれました。
任地Kapchorwaで私のカウンターパートである薬局長Shabanのおうちにお邪魔して、
Real Afirican Lifeの体験。そしてウガンダ一美しい滝Sipi Fallsめぐり。
そのあとは年越しをQueen Elizabeth National Parkで。
31日にライオンやゾウなどたくさんの野生動物と出会え、最高の2009年締めくくりとなりました。

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そして2010年。あと任期半年を切って、自分に何ができるか。
去年の日記を見ても、去年悩んでたことを今でも悩み続けてることがあって成長してないな自分って思ったり、でも、1年半ウガンダで過ごして、ウガンダ人の生活と触れ合って、今まで感じていた国際協力に対する見方が全然変わってきていることも確かで。
ウガンダからいろいろ教わっていることがたくさんあることに気付かされて。
この今感じていることを、あと半年のウガンダ生活で、そして日本に帰ってからどう活かせるか。

2009年に出会った人たちに感謝し、経験したことを大切に、2010年もたくさんの出会いと素晴らしい経験に胸をふくらませ過ごしていきたいと思います。

今年もよろしくお願いします。
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# by yuki_nov14 | 2010-01-05 02:26 | Life

ウガンダでも師走

12月に入って、新たなプロジェクトを始めることになりました。

きれいな病院プロジェクト-5S-です。

5Sとは日本人ならたぶん大体の人が知ってる、
1 整理(Sort)
2 整頓(Set)
3 清掃(Shine)
4 清潔(Standardize)
5 躾(Sustain)
のTOYOTA方式。

それがJICAのプロジェクトで病院にも適用されて、現在までにアジア、アフリカでいくつかのプロジェクトが行われ、Total Quality Managementの向上に役立っているという評価のようです。

赴任当時から5Sに取り組みたいと思っていたのですが、なかなか病院全体を動かすことができないまま、
自称「1人5S」を薬局やらストアやら身近なところでやってきました。

それが今回、Kapchorwa Hospital全体でも正式に5S Activityを導入することになりました。

あと残りの任期半年となって、なにやら動き始めた予感です。

12月第1週:病院事務局長、看護部長に5S紹介のミーティング
12月第2週:院長、事務局長、看護部長と5S導入同意と今後の計画についてミーティング
        そして各部署の責任者を呼んで5S紹介のミーティング
12月第3週:病院スタッフ全体ミーティングで5S紹介のミーティング

とまぁ、今までのアフリカンタイムとは打って変わり猛スピードでの展開。
自分も5Sのことを詳しく知っていたわけではないので、文献読んで勉強して、パワーポイントを作成。
連日深夜まで仕事でした。

気がつけば、クリスマス。ウガンダではクリスマスがクリスチャンにとってとても大事なイベントらしく
本当なら今日やるはずだった、「第一回5S委員会」が流れました(涙)...委員会メンバー集まらず。
みんなクリスマスの準備で浮足立って5Sどころではなかったようです。
第3週まではよかったのになぁ。がっくし。クリスマスには負けました。

そんな感じでウガンダでも師走を迎えています。

(病院スタッフ全体ミーティングfor5S、出席者74人!)
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# by yuki_nov14 | 2009-12-24 02:05 | Work

Just a pair of Gloves

薬局での仕事を終えて夕方病棟をうろうろしていた時のこと。

患者の付き添いの男性に声をかけられた。

「Maternity Wardに入院している女性の処置をしてもらいたいが、Nurseがいない。
Nurseがどこにいるか知っているか?」

おそらく患者さんのだんなさんかな。

患者さんを見てみると、帝王切開の手術後で、尿道カテーテルがずれているらしく尿が漏れていた。

患者さんも私が薬剤師であり処置ができないことは承知の様子で、処置をしてもらうための看護師を見つけてほしいとのことだった。

Maternity Wardにはスタッフが誰もいない。

当番のスタッフは別の帝王切開のため、手術室でオペを手伝っていた。

医療スタッフ不足が大問題のウガンダ。夕方5時から8時までを担当するEvening Nurseの割り当ては各病棟一人。
その一人が緊急帝王切開で手術室に入ってしまうと、残りのMaternity Wardのケアをするスタッフは当然いなくなる。

当然のことながら薬剤師である私には処置はできず、ただ無力。

たまらず、隣のFemale WardのNurseに声をかける。「カテーテルがうまく入らず尿が漏れてるから助けてあげて。」
自分にできることはただそれだけ。

しばらくたってもFemale WardのNurseが処置せずにいるので、まただんなさんに声をかけられる。
「あなたが言うときっとNurseが働いてくれるからもう一度言ってくれないか」と。

もう一度Female WardのNurseに声をかけて帰ってきた言葉。

「There are no gloves」グローブがないから処置できない、と。

だんなさんが「グローブを買ってきたら処置してくれるか?」と聞くと、

「自分はFemale Wardのスタッフで、Maternity Wardのことに関与するともし問題が起こったときに責められるから
 Maternity Wardののスタッフが手術室から帰ってくるまで待って」とNurse。

確かに日本でも、自分の病棟以外のことには手を出さないという暗黙のルールがある。

カテーテルから尿が漏れているからってすぐに容体が急変するわけではなく、帝王切開も40分もあれば終わるはずだから、
Female WardのNurseの言い分もよくわかる。

そんなやり取りの後、やっぱり自分には何もすることができず、ただその場を立ち去ることしかできなかった。

なんて無力な自分。

もし、すぐ手袋が手に入る状況だったら、Nurseは動いてくれただろうか。
きっと動いてくれたと信じたい。

たった1組の手袋がなかっただけで、患者さんはそのまま放置されてしまった。

ウガンダでは病院の予算だけでは十分な薬剤も医療材料も買うことができずに、患者が自己負担で買わなければならない状況が多々ある。
極端に言えば、お金持ちの人は救われるけど、お金がない人はただ病院で寝ているだけという状況。
医療が無料であるとは言っても、万人に平等な医療が施すことができないでいる。

いつも薬局で忙しく薬を払いだしているけど、たまに病棟の現実を目の当たりにするとき、
自分の存在に果して意義があるのか、少し落ちこむ。

そんな出来事だった。
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# by yuki_nov14 | 2009-12-05 00:48 | Work

あと7か月ということ。

なんだか最近、活動がうまくいってるように感じない。

とは言っても、病院の状態は赴任当初よりずいぶん良くなってると思う。


今までにいろいろ提案してきたことは、定着とまではいかないけど、まぁまぁスタッフに浸透してきてて、
ストックカードも適当に書いてる人もまだいるけど、でも書かないということはなくなって、
ストアキーパーも毎週のWeekly Reportで在庫管理をしっかりやってくれていて、
当初に比べたらかなり進歩してきたかなぁと思ってみたり。

そして最近、もう一歩前進みたいんだけど、きっかけがない。

要は、自分のボランティアとしての協力の仕方の問題があるんだと思う。

自分の活動を分析してみて、1年目はカウンターパートである薬局長とかなり話し合いを重ねて、
私の意見と、彼の意見を両方取り入れながらいろんなことを進めてきた。

2年目に入って、彼との距離が少し遠くなってしまった気がしている。

原因の1つに、彼があまり薬局にいないことが挙げられると思う。
仕事には来てるんだけど、何かしらの用事(お見舞いとか私用とか)で薬局にいない時間が多かったり、
調剤の業務が忙しすぎたりで、なかなかじっくり話し合う時間が持てないでいる。

そしてまた原因の1つに、私がマンパワーとして働くことを受け入れてしまったことが挙げられると思う。
1年目は、マンパワーとして働くことがすごくいやで、自分が来た意味を見つけようと、
いろいろなことを提案してみた。
今、薬局のある1スタッフが欠勤の常習で1か月間に2日くらいしか出勤してこない。
その彼の穴を埋めるためには、私もマンパワーとして働かざるを得ない状況。
そうしていると、他の薬局のスタッフもなぜかさぼりがちになる。
なんだか、去年の今頃も同じような状況になってたな。
私一人を薬局に残して、みんなが消える。
もう慣れっこになてしまって、一人で働いてるけど。

でもこの半年間の自分の活動を見返してみると、何にも進歩していない気がする。

このままじゃだめだな。

もう一度、カウンターパートと向き合あわないとな。

アフリカンタイムもいいんだけど、私に残された時間は限られてる!
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# by yuki_nov14 | 2009-11-28 02:08 | Work

Parents in UGANDA!!

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11月12日から20日まで、両親がウガンダに来てくれました。
青年海外協力隊の「協力隊を育てる会」主催の「視察の旅」に連れられて。
海外旅行もそんなにしたことない両親が、よくぞアフリカまでやってきてくれたなぁと今思うと改めて感謝です。


ウガンダ西部のサファリ、ナイル川の源流(と言われている)Source or the Nile、そしてウガンダ東部の私の任地カプチョルワまでかなり長距離の、しかも悪路の旅でしたが、両親とも体調を屑くことなく楽しく旅行しました。
しかし私がおなかを壊してたけど(笑)
きっと、両親を迎えに行く前にバスパークで食べたローカル食による寄生虫のせいだと思うけど。

一番楽しかったのは、ゾウを見たことより、ライオンを見たことよりなによりも、任地でいつも私が暮らしている様子を見てもらえたこと。
町を歩いて、いろんな人に「こちら両親」、病院のスタッフみんなに「こちら私の両親」と紹介できたことがうれしかったなぁ。
いろんな人が「ユキをウガンダに来ることを許してくれてありがとう」と両親に言ってくれて。
サファリとか観光とかしちゃったから、ほんとうならもっともっとカプチョルワであってほしい人もいっぱいいたし、両親に紹介したい場所がいっぱいあったんだけど、時間が足りなかった。

気候と暮らしやすさだけで言えば(仕事はちょっともういっぱいいっぱいなんだけど…笑)
ちょっと永住もいいかもって思うくらいカプチョルワ好きだったけど、
やっぱり両親と頻繁に会えるほうがいいやって思いなおしました。
(実際に任地にいる韓国人の宣教師のお友達はカプチョルワに永住することを決めてるんです!)

ちょっとだけ早く日本に帰りたくなったような、でも残りの任期を乗り切る元気をもらえた。

長期休暇を終えて病院の仕事に戻ると、やっぱり相変わらずのアフリカンタイムだけど、
でも前に任国外行ったときみたいに私がいないとすべてストップしてるのではなく、
薬のオーダーのための話し合いも行われてて、薬局のストックカードもきちんとタイムリーに更新されていて、なんやかんやちょっとずつ変化しとるんじゃん、って外から目線で見ることができた。

あと残り7か月、やりたいことはいっぱいいっぱいあって、とても7か月じゃ足りないんだけど、
まぁアフリカンタイムに合わせてちょっとずつできることをやるしかないかな。

そんな視点の変化をくれた今回の両親来ウガンダ。
ありがとう。

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# by yuki_nov14 | 2009-11-27 01:42 | Leisure