青年海外協力隊20-1ウガンダ薬剤師からのちょこっとウガンダ便り。


by yuki_nov14
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2010年 01月 24日 ( 1 )

5Sがもたらす変化。

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年が明けてしばらくたちました。

ウガンダは乾季。夏!です。


昨年末に失敗に終わった、第一回5S Committeeも無事開催でき、
そして1月13日にはKapchorwa Hospitalで正式に5Sを始動する「5S Launching Day」を開催しました。

今は、まず最初のステップである「Sort」を全病院で行っています。
Sort=いるものだけ残して、必要ないものをWorking placeから取り除く

一見簡単のようですが、これが結構厄介です。

今まで整理整頓を全くしていなかった病院のすべての場所から、いらないものが出てくる出てくる。
さらにメインストアを整理整頓すると、まだまだ使えそうなものがいっぱい出てくる出てくる。

この5Sで一番大切なのは、スタッフ全員が協力して5S Activityを行うこと。
合言葉は「No Obsever in 5S」です。

とは言ってもやはり全員がやる気になるわけでもないし、一筋縄にいかないのがウガンダらしいです。

この5S。もちろん病院のWorking Enviromentを向上して、最終的にはQuality of Care向上を目標に始めたのですが、私自身にとっても変化をもたらしてくれていると感じています。


1つ目。
5S Consultantとして病院全体の5Sにかかわるようになったため、薬局の通常業務をスタッフにまかして最近は5Sに専念して仕事しています。
5Sのおかげで、着任以来ずーっと悩んでいた自身がマンパワーとして働くという問題が解決されました。
実は5Sを始める前、薬局スタッフの勤務態度がまた悪化し、勤務時間内に1時間、2時間行方不明、
昼休憩後仕事に帰ってこない、夕方は就業時間前にふらーっと消えるなどなど、
私にマンパワーを期待しているような状況がありましたが、この5Sをきっかけにマンパワーから一歩引くことにしました。
そうすると、薬局スタッフは私がやっていた仕事もきちんとやるようになりました。


2つ目。
病院の5S Managerとして選ばれたMr. Onyanga Geoffreyとの出会い。
院長、看護部長、アドミニと話し合って選出した彼は、本当に信頼できる人です。
一番感動したこと。今後の5Sの計画を話し合っているときに、
「自分はこれをするから、残りはユキが担当してくれ」と言ってくれたこと。
今までにウガンダ人のほうから「自分がこれをするから」と言われたことが一回もなかったので、
この単純な言葉に涙が出そうになったくらいうれしかったし、同時にとても驚きました。
彼は本当に真面目で、時間も約束も守るし、仕事終了後(5時以降)でも、土曜日でも日曜日でも構わず
私とMeetingを持ってくれます。しかもそれはすべて彼のほうからの提案で。
彼は薬局のスタッフではないので、5Sがなかったらこんなに親密に仕事をすることはなかったと思いますが、
彼が5S Managerを引き受けてくれて本当によかった。



まだまだ先行きは不安ですが、着実に、日に日に病院が、各部署が整理整頓されていっています。

5S(Sort, Set, Shine, Standardize, Sustain)
病院がきれいになって、スタッフが働きやすくなって、モチベーションも上がって、そして患者へのサービスが向上するのが目標。
同時に私の活動のモチベーションもあげてくれています。

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by yuki_nov14 | 2010-01-24 01:48 | Work