青年海外協力隊20-1ウガンダ薬剤師からのちょこっとウガンダ便り。


by yuki_nov14
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

2009年 01月 11日 ( 2 )

ネット

こんな風にブログができるのもインターネットができるおかげなんですが、
私の任地カプチョルワでネットができるなんてすごい!と
JICAのスタッフや他の隊員によく驚かれます。

というのも、カプチョルワは首都カンパラから遠く離れた田舎の小さな町で、
ウガンダのそういった田舎の町にはネットができる環境が少ない、
というかほとんどないのです。
同期隊員も自分の町でネットができる人はほとんどいません。

そんな中、こうしてネットができることはとても恵まれています。助かっています。
もしカプチョルワでできなかったら、近くの主要都市ムバレまで
タクシーで1時間半かけて行かないといけません。

で、カプチョルワでどうやってインターネットをしているかというと、
病院かネットカフェでネットにつなぐことができます。
ウガンダにJoint Clinical Research Centre(JCRC)というエイズ関係の団体があるのですが
病院にはそのJCRCの支援でネットが入ったということです。
だから病院でネットをつなげるとタダです!

でも、いつも仕事が終わって18時頃からネットをしたいと思っても、
もう病院の事務所は閉まっていることが多いので、
最近はネットカフェを利用しています。

ネットカフェと言っても日本のようなものでは決してありません。
カプチョルワにある郵便局の中にパソコンが5台くらい置いてあって、
そこでネットができるサービスがあるというものです。
ネットは30分=1500ウガンダシリングでできます。
(ちなみに最近のレートでは1米ドル=1950ウガンダシリングくらい)
私は最近郵便局のスタッフと交渉して、
1か月30000ウガンダシリングで使いたい放題という契約を結びました。
自分の家にネット回線を引いている他の隊員もいるのですが、
その人は初期費用がかなりかかっている上に、月90000シリングくらい
支払っていると聞きました。それを思うとかなり安いです。
もしムバレに行ってネットをすることを考えると、
片道6000シリング+ムバレでのネットカフェ使用料がかかるので
やっぱり格安だと思います。

こんな契約ができるのも、田舎の小さな町で、郵便局の人とすぐ友達になれたからですかね。
首都からかなり遠いけど、田舎の小さな町だけども、いい環境だと思います。
(これがネットカフェという名のネットができる郵便局。左は私のノートPCです。)
c0190147_21402420.jpg
[PR]
by yuki_nov14 | 2009-01-11 21:42 | Life

時間

ここウガンダでよく言われるのが、「アフリカタイム」。
前に書いたようにタクシーもバスも乗客が満杯になるまで発車しません。
交通だけではなくすべてが「アフリカンタイム」。

仕事も本当なら8時半からなんですが、だいたい本格的に始まるのは10時くらいでしょうか。
薬局としてはクリニカルオフィサーが診察を始めて処方箋を書くまでは
仕事がないということになります。
だからクリニカルオフィサーが遅れてくれば、それだけ私たちの仕事開始も遅れます。
それだけではなく、患者さんは処方箋を書いてもらった後に、
OPD(外来) Registration Deskに行って、OPD Numberというものを取らなければいけません。
要は、病院側が。どんな患者がどこからきて、新患か再来か、どんな病気で受診して、
どんな処方が出たかということを記録するシステムです。
薬局では処方箋にOPD Numberがない処方箋は受け取らないことにしています。
だからRegistration Deskの担当の人が遅れてくれば、またそれだけ私たちの仕事開始が遅れます。

そんなわけで、毎日10時くらいから本格的に始動するという感じです。
でも10時まで薬局の中でやるべきことはたくさんあります。
調剤棚の掃除、調剤棚へ薬の補充、よく出る薬の予製。

でも他のスタッフが来るのはだいたい9時半くらい。
なので上記のやるべきことはやっていない、というか私が率先してやっているという感じです。
本来ならそういった仕事は現地スタッフによってされるべきなんでしょうが、
早く来れないから仕方ないのかもしれません。

早くこれない理由、それがまたアフリカンタイムが原因なんです。
スタッフの多くは通勤にタクシーを使わないとこれないような距離に住んでいるんですが、
そのタクシーがいつ来るかわからない、いつ発車するかわからない。
1時間くらいの遅れは許すのが当然の文化なんですね。
それでも遠くに住んでいる人は、その分早く家を出れば8時半に来れるはずですが、
そんな日本のような考え方はないようです。
遅れても仕方ない、というか悪くない。

でも、この朝の始動の遅れが仕事の能率を悪くしているのは明らかです。
薬局の会議でも、病院の会議でもLate Coming(遅刻)が問題になっています。
ウガンダの国レベルの調査によれば、病院側が職員住宅を用意できている病院は
医療サービスが良いというデータがあるそうです。
早くこれる環境があれば、能率が上がるということですね。
現に、他の先輩隊員が働く病院は職員住宅が完備されているのですが、
スタッフの働きぶりはとても良いということです。

日本人である私は、やっぱりスタッフに8時半から来てほしいと思っていますが、
ここにいると、日本人が時間をきっちり守りすぎて変なのかも、、
そんな感覚に陥ることがたまにあります。
[PR]
by yuki_nov14 | 2009-01-11 21:33 | Work