青年海外協力隊20-1ウガンダ薬剤師からのちょこっとウガンダ便り。


by yuki_nov14
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ちいさなよろこび。

ちょうど3年前の5月、ここウガンダに来るために協力隊の二次試験を受けた時、面接で質問されたこと。

「途上国では、あなたとスタッフが同じ部屋にいて、いつの間にか薬がなくなっているということが当たり前に起こります。その時どうしますか?」

3年前は、そんなことが起こるなんて、全くの想像の世界で自分がそのことに対して何ができるかなんてうまく答えることはできなかった。


そして今、ウガンダの病院で約2年間働いて、面接で質問されたことが、
本当に当たり前に起こってしまっている。
病院全体にストックカードを導入したけど、記入は適当、実際の数とあってないことしばしば。
スタッフによって盗まれてるとか、クリーナーが盗んでいるとか、そういう話をよく聞く。

つい先日は、ついに自分の目でスタッフが高い注射薬を鞄に入れているところを目撃してしまった。

スタッフによる薬の不正流用については、ウガンダ国内で最も大きな問題としてあげられいて、
病院内でもいつも会議で取り上げられる問題で、もちろんみんながみんな不正を働いてくわけじゃなく、
ごく一部の人が不正を行っているのだけれども。


もう2年もウガンダにいたら、そういう話題にも慣れてしまって、いつも薬局ではいつの間にか自分のボールペンがなくなってる(たぶんほかのスタッフが使ってそのまま返してくれない)ことなんてしょっちゅうで、なくなるたびに買うことにももう慣れっこになっていた最近。

先週も「あれー赤いボールペンがなくなったなぁ」と思ってそのまま気にせずにいたら、
今日、小児病棟のスタッフが「ユキ、オーダリングブックにあなたのボールペンが挟まってたよ」って持ってきてくれた。

それはもしかしたら当たり前のことかもしれないけども、なくなったと思っていたたった100シリングのボールペンが手元にもどって来た今日、、やっぱりみんながみんな不正をするわけじゃないんだって信じれたし、
すごく心がほっとして温まった。

きっと薬も盗まれなくなる日がいつか来るはず。

こんな小さなよろこびを、1か月半後に日本に帰ってからも感じれるんだろうか。

あと少しのウガンダでの生活を満喫しなければ。
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by yuki_nov14 | 2010-05-11 00:35 | Work