青年海外協力隊20-1ウガンダ薬剤師からのちょこっとウガンダ便り。


by yuki_nov14
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医薬品供給システムと最近。

すっかり更新が遅れてしまいました。

こちらは雨期に入り、毎日雨が降ります。それも土砂降り。
「バケツをひっくり返したような」という表現がぴったりです。
1時間くらいでやみますが、この1時間の間身動きとれずです。

さて、タンザニアから帰ってきて8月はあっという間に時が過ぎてしまいました。

7月は小雨期終わりのため、マラリア患者が激増。それにつられて呼吸器感染症の患者も激増で、毎日どっと疲れる日々でした。

8月に入ると少し患者が減ったのだけれど、今度は薬が在庫切れ。

原因は、ウガンダの医薬品供給システムにあるようです。

ウガンダではMinistry of Health管轄の医薬品、医療材料の卸機関があり、
ウガンダ政府の政策でそこに最初にオーダーしなさいという決まりがあります。
そこで調達できなかったものは、NGO系の卸会社にオーダーできます。
このオーダーの順番の決まりができたそもそもの理由は予算を適切に医薬品に使うように、要はCorruption防止のためのようです。

政策でそう決まってるはずなのに、Ministry of Health管轄の卸機関では在庫切れが連発です。
注文した薬の半分以下しか配達されないことしばしば。
配達期限を大幅に遅れることしばしば。
この原因は、どうやらMinistry of Financeからの入金の遅れが原因であるとのこと。
いつもこの卸機関から薬が来ないか来ないかと首を長~~くして待っていて、
到着して中身を確認して、「あ~今回もこれがない、あれがない」と悲しくなる繰り返しです。

ウガンダ国内全体でこの問題は大きく取り上げられていて、Ministry of Healthもいろいろ画策を練っているようですが、すぐに改善される問題ではない様子。

日本なら、毎日夕方発注、翌朝入庫だったのになぁ。
そんな便利さに慣れているので、どうもウガンダでは日本で勉強した在庫管理方法は適用できません。
確実に来ると分かっていれば、計画も立てやすいのですが、いつ来るか、本当に来るかも分からない。
私もいろいろ工夫して在庫管理能力アップを狙っていますが、卸が問題を抱えてる今の時点ではこの頑張りにも限界があります。
私がこのどうにもならないシステムに諦めかけていても、それでも病院のスタッフは薬をうまく調達しようと頑張っています。
今年度(2009/10年)からDistrict Medicine and Therapuetic Committeeも活動しはじめ、問題解決に向けてDistricitとして卸への改善策提言を行う予定です。
少しずつ少しずつだけど、やっぱりウガンダも変わっていってる。
自分たちの力で変えようとしてるんだって感じれました。

こちらにきてもう1年2か月が過ぎ、残り9か月ちょっととなってしまった。
8月下旬に派遣1年後の中間報告を終えて、ちょっと一息ついてしまい最近まったりモードになってしまっています。
いろいろな問題も経験して、最初の頃のやる気満々とはちょっと違う気持ち。
最初は一人ガツガツ頑張ってたけど、結局はスタッフ自身がやる気出して自分たちでやろうと思わないとだめだろうなぁと思って最近自分からガツガツ動き回るのを控えてたけど。
でもやっぱりそうすると時間はあっという間に過ぎるもので、またもう一度最初の頃のやる気満々モードに戻らなきゃなぁと思いながらも、また今日も1日が終わってしまった。

2年目になるとうまくいくよって言われたけど、やっぱりあんまりうまくいってないような気がしてならない。
今年の目標、父から貰った言葉「慌てず、侮らず、諦めず」の「3あ」精神をもう一度思い出して、
2010年6月ウガンダを去る日に後悔のないように、頑張らなければ!

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(首都Kampalaのカフェで出てきたカプチーノ。店員さん、私の気持ちわかってたのかしら?粋なサービス!)
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by yuki_nov14 | 2009-09-09 01:18 | Work